チーム善通寺2050

総本山善通寺の魅力

約2分

こんにちは。
日ごとに寒さが加わる季節となりました。

そんな中、私たちは善通寺市の総本山善通寺へうかがい、その魅力を見つけに行きました。

金堂の薬師如来

金堂の中央須弥壇上にお座りなのが、総本山善通寺の本尊・薬師如来像です。
像の高さは立てば4m80cm、座ると2m80cm。その特徴は、左手に薬壺を持ち、まわりに12体の仏様が彫られていることです。同じ薬師如来像でも京都の東寺にあるものは薬壺を持ってないそうで、比較すると面白いですね。

1558年に兵火で仏様が燃えたそうですが、お顔だけ焼け残ったそうです。その後、元禄13年(1700年)、御室大仏師・北川運長の製作で再建されました。

御影堂

御影堂のある誕生院は、弘法大師空海が生まれた佐伯家の邸宅跡に建てられた寺院です。
御影堂が焼失した際、徳川綱吉の母である桂昌院が支援し再建築したそうですが、建築費用の関係で、燃える前の建物より小さくなってしまいました。ただ、そのことにより、元々あった建物の偉大さがさらに伝わったと言います。

総本山善通寺の公式キャラクター「MAO」。弘法大師空海の幼名「真魚(まお)」から名付けられました。

戒壇めぐり

御影堂の地下にあり、約100mの真っ暗な通路を手探りで壁に沿って巡ります。その中心は弘法大師空海の母・玉寄御前のお部屋があったとされる場所です。中央には大日如来像を安置し、大師とのご縁を結ぶことができます。

五重塔

善通寺の五重塔は弘法大師空海が創建しました。
現在の五重塔は4代目となり、三間四方、1mの基壇に高さ46mの総けやき造りの堂々としたものです。

総本山善通寺を巡り終わったころ、カリカリと音のする方へ向かっていくと、なんとかわいいネコちゃんがいました!

皆さんもぜひ総本山善通寺へ足をお運びください!

 

◆私たちが取材し、記事をまとめました。